せとるこの日々

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母の入院

先週の月曜日、母が入院した。

前日の日曜日に体調が悪いと連絡を受けたので、家に行った。
母はフラフラしながらも玄関で立って話をした。

夜間外来に行くか聞いたら、
「2日後に診察の予約があるからそれまで様子をみる。」
と答えた。

その日は少し食べなきゃ、とコンビニに食べ物を買いに行ったらしい。
「いつ入院してもいいように。」ということで(?)、ついでに美容院にも行ったらしい。

母は昔から芝居がかった振る舞いをする。
この日も本当のフラフラなのかよくわからなかったが、美容院に行けるなら大丈夫か、と私は家に帰った。

で、翌日月曜日の夜、母からLINEが入った。
『突然ですが、入院しました。』
すぐ電話した。

夕方に近所の人が見かねて救急車を呼んだということだった。
前日、夜間外来に行っていれば・・・。

母「何も持たずに来たから、明日でいいからパンツとかパジャマを持ってきて。」
いや、明日は仕事あるし、何もないなら今持っていかなきゃでしょ。

近くの総合スーパーで入院に必要なものを一式仕入れてすぐ病院へ向かった。
夜9時過ぎてしまうので、荷物が受け取ってもらえるか不安で病院に電話をしたが、『回線が混み合っております』というメッセージが延々流れるだけだった。

ダメだったら荷物を持って帰ろうと夜間受付まで行ったら、コロナで面会は禁止だが、ナースステーションに荷物を持って行くように言われた。
よかった。

教えてもらったナースステーションに行ったら、看護師さんが優しく応対してくれた。母を診察した先生もいて、検査結果を説明してくれた。

「普通の肺炎なので治りますよ。
症状が落ち着くのに1週間、体が元に戻るまで1〜2週間、あとリハビリが少し必要になるかも。」
1ヶ月くらいの入院になるのかな。

持病の間質性肺炎が悪化したんだったら厄介だが、普通の肺炎で治るって先生も説明してくれたから母も安心しているだろう。

猛暑の中、エアコンのない家で過ごすより、空調が管理された病院にいてくれる方が娘としてはホッとする。

でも、1ヶ月の入院だったら、退院してもまだ猛暑は終わってないなあ。