せとるこの日々

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土地の相続の準備

じーちゃんが亡くなって、相続手続きをする必要があった。
遺産がそれなりにあって相続税が発生する場合は、亡くなって10ヶ月以内に手続きをする必要があるらしい。

じーちゃんの遺産は相続税が発生しない。
残念というか相続争いが無くてありがたいというのか。(私は相続人の妻というだけで、相続人では無いので関係ないといえば関係ないのだが。)

だいぶ前、じーちゃんが元気な時に、
「隠し財産とかないのー?」
と、私は冗談半分でじーちゃんに聞いた。
すると、申し訳なさそうに、
「すまんのう、無いでのう。」
と、じーちゃんは答えた。
冗談で返してくれるかと思ったら、真面目に答えてくれたので、申し訳ない気持ちになった覚えがある。

土地の相続は急いでする必要もないらしいが、相続手続きをしていないと後々面倒なことになるということで、年が明けて、そろそろやろうか、ということになった。

その昔、車やバイクの名義変更は自分で陸運局に行って手続きしたことがあるが、土地の相続手続きは素人には大変だと聞いたので、プロにお願いすることにした。

2月の日曜日に司法書士に話を聞きに行った。
戸籍謄本、附票、住民票、印鑑証明、土地と建物の評価証明など色々な書類が必要だということだった。
土地評価額が分からないと詳しい料金は出ないが、おおよその費用というものも教えてもらった。

遺言は無かった。
法定相続人は4人。
じーちゃんの息子の旦那と孫娘の姪3人。

旦那は実家を出てる姪っ子と亡くなったお姉さんの旦那さんに連絡して、必要書類を揃えてもらうように頼んだ。

平日に休みがあった旦那は、我が家で揃えられる書類を役所でもらってきた。

連絡をしてから3週間。
実家を出ている姪っ子が地元の友達と会うついでに、と言って自分の分の書類を持って来てくれた。
あと、姪2人分とお姉さんの戸籍が必要だ。

まあ、司法書士に話しを聞きに行くまでに半年以上かかってるし、期限があるものでは無いので、気長に待とうと思う。

そんななか、今週、市役所から1通のお知らせが届いた。
高額医療・高額介護合算療養費の支給申請書というものだった。

毎年8月から翌年7月までの1年間に後期高齢保険に入っている人の医療保険費と介護保険費の合算が限度額を越えたら返金があるらしい。
一昨年の8月から去年の7月までのじーちゃんの医療と介護保険料が限度額を越えたそうだ。
それが翌年の3月に教えてもらえるとは。
月単位の高額医療費というのは知っていたが、年単位のものはお知らせが来て、初めて知った。

病院にかかった事が無い時は保険代高〜い、と思ってたが、今はとてもお世話になっている。
保険制度には感謝、感謝。
ありがとうございます。

土地相続の準備を始めてこのお知らせが来たので、じーちゃんが「保険の還付金を相続手続きの足しにしなさい」と支給申請書を届けてくれたのかな、と思った。

入金まで3〜4ヶ月くらいかかると書かれていた。
こちらも気長に待とう。

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土地相続に必要な書類